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猫のウェットフードは人肌に温めると食べがよくなりやすい

まめち — Short-short papers
#0061 動物・植物
ファクト度
A
7歳以上の猫で、温かいほど好んだことを研究(一次)で確認した。本文はその範囲に絞った。匂いの成分が温度で変わることも同じ研究で測られている
ネタ度
A
「冷たいままでよい」と思いがちな缶詰・パウチの意外な一手間
便利度
S
食欲の落ちた猫・高齢の猫にすぐ試せる
検証ステータス: 根拠あり
投稿者: まめち編集部 ・ 検証日時: 2026-10-30 ・ 検証方式: AI+人 ・ 本家既出チェック: 未掲載
AI検証は根拠探しの結果であり、真偽の保証ではありません。
猫のウェットフードは、冷蔵庫から出したての冷たいままより、人肌くらい(37℃前後)に温めた方が好んで食べやすい。7歳以上の猫で確かめた研究がある。
なぜ
温めるとフードから立つ匂いの成分が変わり、猫は味より匂いで食べるかを決めるため、と考えられている。37℃は猫の平熱(38〜39℃)に近く、捕ったばかりの獲物の温度だからという説もある。
根拠一覧
一次 Eyreほか(2022年、Journal of Veterinary Behavior)「Aging cats prefer warm food」の要旨。7歳を超えた猫に、同じウェットフード(グレービーソースに入った肉片)を6・21・37℃で2皿並べて出すと、どの組み合わせでも温かい方を有意に好み(6℃<21℃<37℃)、37℃が最も好まれた。ソースの粘り気はほぼ同じで、匂いの成分は15種類中11種類で温度による変化があった リンク
二次 米国の猫の獣医師の団体(Feline Veterinary Medical Association)による同じ研究の紹介。37℃は、新鮮な獲物を食べる時のおおよその温度で、ウェットフードを体温近くに温めるのは簡単な工夫 リンク
一次 ペットフードメーカーのロイヤルカナンの解説。猫は味よりも香りが大事。フードを温めると匂いの元となる成分が出やすくなるので、お湯や電子レンジで37〜38℃程度に温める。ドライフードは約40℃のお湯でふやかす リンク
二次 英国の動物病院を運営する慈善団体 PDSA の解説。猫の平熱は38〜39℃ リンク
補足(反証・限定条件)
研究は研究施設の32匹(平均11歳)で、1種類のフードだけを使った。若い猫や、ほかの形のフードで同じになるかは確かめられていない。「獲物の体温だから」は説で、研究で確かめたものではない。電子レンジで温めると中だけ熱くなることがあるので、よく混ぜ、指で触って熱すぎないか確かめる(電子レンジの温まり方は#0043)。食欲が落ちた状態が続く時は動物病院に相談する。
派生