振り子時計は赤道近くで1日に約2分半遅れた
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#0013 科学・自然
ファクト度
A
ニュートン『プリンキピア』の記述を引く科学者事典と論文の2本が「1日2分28秒」で一致。原典(プリンキピア)を直接は確認していないためSにしない
ネタ度
S
時計の遅れから地球の形が分かった、という話の筋が意外
便利度
—
知識そのものが目的の記事
検証ステータス: 根拠あり
規則の確認: 「なぜ」が根拠つきで書けない記事は、ファクト度をB止めにします。
AI検証は根拠探しの結果であり、真偽の保証ではありません。
1672年、パリで合わせた振り子時計を赤道近くの南米カイエンヌへ運ぶと、1日に2分28秒ずつ遅れた。赤道では重力が弱く振り子がゆっくり揺れるためで、ニュートンはこれを地球が赤道方向に膨らんでいる証拠に挙げた。
なぜ
(根拠つきの説明はまだありません)根拠一覧
二次 科学者事典(Dictionary of Scientific Biography)の「リシェ」の項。プリンキピア第3編命題20を引き、1672年にカイエンヌで時計が1日2分28秒遅れたこと、赤道では重力が弱く地球は極で扁平な回転楕円体だとしたことを紹介 リンク
二次 重力測定の歴史の論文(arXiv)。同じニュートンの一節(1日2分28秒)を引き、パリは北緯48.86°、カイエンヌは北緯4.94°とする。緯度の差だけで正規重力から計算すると遅れは1日約2分8秒(計算で確認) リンク
補足(反証・限定条件)
「2分28秒」はニュートンの記述で、リシェ自身の測定(振り子を約1.25リーニュ=約2.8mm短くする必要があった)から出る遅れは約2分と、やや小さい。重力が赤道で弱い理由は、自転の遠心力と、赤道が地球の中心から遠いことの二つ。英語版ウィキペディア「Jean Richer」にも同じ話がある。
派生